すきなものごと

毎週金曜日、21:00更新。車いすダンサーです。HP:watername.net

なつかしの、ホーキーポーキー。

先日、いつもとちがうスーパーに買い出しにでかけたら、ホーキーポーキーとゆうアイスクリームが売っていました。

これ、ニュージーランドにいたとき食べていたやつで、日本ではメジャーじゃないのか、とんと見かけなかった。喜び勇んで買ってきて「これだあ……」と、しみじみしました。バニラアイスクリームにキャラメルのさくさくしたやつがまじっていて、すごく美味しい。

ホストファミリー(老夫婦)がこれをすきだったのか、夜ごはんのあとのデザートに毎日出ていて。街なかにでた折に、スーパーマーケットでおみやげに買って帰ったら、ホストマザーが言葉をなくして、ぎゅーーーーっとハグしてくれたんでした。

後年「そんなにアイスすきだとおもわなかったから、びっくりしたよ~」と友人にいったところ、「そういうことじゃ、ないとおもうよ……」と、真顔で突っ込まれましたとさ。

バニラアイスにもキャラメルが混じっているっぽくて、すんごくあまい!ので、ひとくち食べてはあったかい珈琲をのんで、またひとくち食べてはあったかい珈琲を……とくりかえしては、にまにま。しあわせの味。

じゃっかん割高ですけれど、いい思い出がどんどん蘇ってきたから、よかったなあって、

あちらは冬だったから、朝学校行くバスを待っているのが、すごく寒かったこと。きれいなピンク色の、桃の花にも似た木が、道沿いに植わっていたこと。帰りのバスに乗り間違えて、見知らぬ場所に行ってしまってものすごく、心細かったこと。空港みたいな中心部の、バスターミナル。

初海外のストレスか、たくさんたくさん食べていたこと。わたしのほかに唯一煙草を吸ってた子が、ばりばりのまつげで、マクドナルドにばかりいっていたこと。広場にたくさんの花束が、捧げられていたこと。(国際的に大きな事件があった時期でした)

コマ送りみたいに、でも肌感覚も一緒に。最初は逃げ出したいと思っていたこと、学校をサボったこと。でもいつの間にか、帰り難くなっていたこと。

あんまりパターンがかわっていないな!と、ちょっと笑ってしましました。これはこういうものなんだから、まあいっか、みたいな。

生きている限り、ひとは音を発しています。呼吸の音、心臓の音、そのひとだけのたったひとつの旋律。

不在という無音のこと。

そういうことをおもって、すこしだけ、ずーーーん……となっていたんだけれど、

散歩していると、いつものリズムをおもいだします。まえの、多忙の極みだったときにはそれを、ゆっくりに感じていたけれど、ぜんぶを止めようとしているときには、はやく感じます。わたしはまだ、音を発している。

いま、当事者であるひとたちががんばっていて、わたしも当事者になるかもしれないし、ならないかもしれない。だいじょうぶなひとは、おおいほうがいい。いまでなくても、できることはあるかもしれない。

そんなわけで、たっぷり食べてゆっくり眠って、適度にガス抜きしつつ、毎日をすごそうとおもいます。おわり。