さいきん、穴ぐらの熊のように暮らしております。
くまくまモードはたまにあるんですが、ミニマムに暮らしたあと活動しだすと、「世界は、豊かである……!」みたいにおもいますよね、
しみじみおもったのですけれど、わたしにとって料理って、娯楽の一環みたいなところあるなって。
外のごはんってわりとすぐ、ネタが尽きるというか、食べたいとおもうものがなくなってきて。
でもたとえば、白パン買ってきたらバターとはちみつでもよし、ハムやレタス挟んでもよし、かるくトーストして、そのまま食べてもいいし、シチューとかに添えてもいいし、
そゆうのが好きなのだなあ、と、しみじみ。時間がありさえすれば、の話ですけれどね!食器洗浄機ほしい……!
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前に、短く深く眠っているときによく見ていた夢があって、群青の空のしたで、腕を広げてゆったりと、おどっている、とゆうやつ、
空気の感じが澄んでいて、すうっと風が、とおるような。とてもとても気持ちが良くて、ただ吸い込んだ空気をそのまま、うごきにしているような。
もう去年くらいですね。去年の年明け、ちょうど舞台のための稽古が連日、あった頃です。
月→金フルタイムで出勤、うち三日は夜間稽古、土日も終日稽古、そうして稽古場までは片道一時間半くらいはかかるってゆう、
前々から、一ヶ月くらいはそんな感じのスケジュールだとわかってはいたので、生活のこととかも準備しつつ臨んだんですけれども。
帰ってからストレッチとかメンテナンスもしておかないと、変に故障出そうで怖かったし、睡眠時間がとにかく、足りていなかったのですよ、
電車のなかではだから、できるだけの睡眠確保につとめており、その頃だったとおもう。
短く、深い眠りって不思議です。感触や手触りがちがう、夜の眠りっていうのは、もうすこし甘くて、緩やかであったかいようなもの、
その夢を見ると、ちょびっとだけすうっと、胸に風が通るような。そういう感触がありました。
夢診断みたいなのの先駆けはフロイト、「なんでもかんでも性に結びつける」というのも聞きますけれど、それは当時の時代背景として、セクシャルなものへの抑圧が、強かったからなんですたぶん、
それが夢に出てくるっていう、読み解きかただったんじゃないかな。これまた夢診断をしていたユングは、無意識集合体っていうのを提唱していますね。
まったく異なる地で、似たような口伝えの伝承が散見されるというので、意識→無意識の下の階層に、無意識の集合知、みたいなのがある、という感じの(意訳)。それはそうだ!と言い切れるほどのアレではないんですけれど、
あるひとつの空間、というのか領域、というのか、そういうものはあるんじゃないのかな、と、なんとなく感じています。ツールはちがっても、掘り下げるとそこに、たどりつくような。
手を変え品を変え、いろんな表現者がこのようなことをゆっている気がするのですけれども、はてさて、それのことであってるのかしらん、とちょびっと、おもったのでした。おわり。