この世界のきれいなものを、あなたに、
。⚪︎。⚪︎。
あなたは、どんな場所に、いるのだろう。
「そこ」は、とてもひろいのに、きっとちいさくて、堅牢な家を建てて、
外壁はコンクリートで、内装は木製で。
きっと静かで、でも騒がしくて、
「いつも」どおりの、繰り返しのなかで。
すこしずつ、描いてみようとして、
うかぶのは、指先と木のテーブル、浮かびあがる文字。
たとえば、そういうふうな。言葉が欲しかった、
可視光線を、つくりだすみたいに。
止まったままの時間は、止まったままなのに、
あなたの、まわりの景色だけが、変わっていった。
それはもしかしたら、もう、「わたし」なのかもしれないし、
あなたが長い時間をかけて、すこしずつ「なおった」のかもしれない。
目を伏せた時の、影、
指先のかたちとか、後ろ姿のシルエット。
おびただしい数の、共有した時間たち、
アルバムをつくるみたいに、宝箱に、忍ばせるみたいに。
。⚪︎。⚪︎。
忘れたままで、覚えたままで、
変わってゆくのに、おなじで、
まるで、地軸みたいに。
ひとつ、めの、
。⚪︎。⚪︎。
今度つくるソロの下敷きのような、そうでもないような、
うむーー、がんばるーーー!!